英語学習をやり直そうと思ったとき、最初につまずくのが「結局、何から覚えればいいのか」という点だと思います。
私自身もTOEIC535点・英検2級というレベルから学び直しを始めましたが、文法書を最初から読み直すよりも、実際の仕事や出張で使う場面を想定したフレーズを先に覚えてしまうほうが、圧倒的に身につくのが早いと感じました。
この記事では、挨拶・日常生活・仕事・出張・緊急時という5つの場面に分けて、社会人がそのまま使える英語フレーズを50個まとめています。
単に「英語→日本語」を並べるだけでなく、実際に使ってみて感じた注意点やコツも加えていますので、学び直しの最初の一歩として活用してください。
1. 挨拶と自己紹介のフレーズ
海外の取引先や、社内の外国籍スタッフとの最初の接点になるのが挨拶と自己紹介です。
ここでつまずくと、その後の会話全体がぎこちなくなってしまうので、最初に固めておきたい範囲です。
- Hello. / Hi. — こんにちは。(Hiのほうがカジュアル。社内の同僚にはHiで十分です)
- Good morning. / Good afternoon. / Good evening. — おはようございます/こんにちは/こんばんは。
- How are you? — お元気ですか?(社交辞令的な一言なので、深く考えずFine, thanks.で返せば十分です)
- Nice to meet you. — はじめまして。
- My name is [Name]. — 私の名前は[名前]です。
- What's your name? — あなたの名前は何ですか?
- Where are you from? — どちらの出身ですか?
- I'm from [Place]. — 私は[場所]出身です。
- I work for [Company]. — [会社名]で働いています。
- It's a pleasure to work with you. — ご一緒にお仕事できて嬉しいです。
特にNice to meet you.とIt's a pleasure to work with you.は、初対面のビジネスシーンで自然な流れを作れる一言です。
社内の自己紹介だけでなく、取引先との初回ミーティングの冒頭にも使える表現なので、最初に口に馴染ませておくと安心です。
2. 日常生活で使えるフレーズ
出張先や外国人スタッフとの昼食時など、ちょっとした日常会話の場面で使うフレーズです。
難しい文法は不要で、短いフレーズを即座に出せるかどうかがポイントになります。
- How much is this? — これはいくらですか?
- I would like this. — これをください。
- Do you have this in a different size? — これの別のサイズはありますか?
- Can I try this on? — 試着してもいいですか?
- Where is the nearest station? — 最寄りの駅はどこですか?
- How do I get to [Place]? — [場所]にはどうやって行けばいいですか?
- Could you show me the way? — 道を教えていただけますか?
- I'm looking for [Item]. — [商品]を探しています。
- Can I have the bill, please? — お会計をお願いします。
- Do you accept credit cards? — クレジットカードは使えますか?
How much is this?やCan I have the bill, please?のような支払い関連のフレーズは、出張先で意外と使う頻度が高いです。
相手の返答が聞き取れなくても、指で金額を示してもらえば成立するので、まずは自分から口に出せることを優先するといいと思います。
3. 仕事で使えるフレーズ
社会人の英語学習としては、この章が一番実用的な範囲だと思います。
会議やメールのやり取りで頻出する表現を集めました。
- Could you repeat that, please? — もう一度言っていただけますか?
- I have a question. — 質問があります。
- Could you help me with this? — これを手伝っていただけますか?
- I'm not sure. — よく分かりません。
- Let's schedule a meeting. — 会議を設定しましょう。
- What time is the meeting? — 会議は何時ですか?
- I'll send you an email. — メールを送ります。
- Please find the attached file. — 添付ファイルをご確認ください。
- Could you give me some feedback? — フィードバックをいただけますか?
- Thank you for your help. — ご協力ありがとうございます。
Could you repeat that, please?は、聞き取れなかったときに黙り込むより先に使うべき一言です。
私自身、学び直しを始めたばかりの頃は「聞き返すのが恥ずかしい」と感じていましたが、実際には聞き返すほうが会話がスムーズに進み、相手にも丁寧な印象を与えられると分かりました。
4. 出張・旅行で使えるフレーズ
空港やホテル、移動中に使うフレーズです。
海外出張がある方は、このあたりを重点的に覚えておくと安心感が違います。
- Where is the check-in counter? — チェックインカウンターはどこですか?
- I have a reservation. — 予約があります。
- Could I get a map? — 地図をいただけますか?
- What time is check-out? — チェックアウトは何時ですか?
- Can you recommend a good restaurant? — おすすめのレストランを教えていただけますか?
- Where is the nearest ATM? — 最寄りのATMはどこですか?
- Can I get a taxi? — タクシーを呼んでもらえますか?
- How much is the fare? — 料金はいくらですか?
- What are the must-see places here? — ここで必見の場所はどこですか?
- Can you take a picture for me? — 写真を撮っていただけますか?
I have a reservation.は、ホテルのチェックインだけでなく、レストランの予約確認でもそのまま使えます。
出張のたびに同じフレーズを繰り返し使うことになるので、最初にここを覚えてしまえば、以降の出張がぐっと楽になります。
5. 緊急時に使えるフレーズ
使う機会がないのが一番ですが、海外出張や旅行中は万が一のトラブルに備えておく必要があります。
とっさに出てこないと意味がないので、意識的に声に出して練習しておきたい範囲です。
- I need help. — 助けが必要です。
- Call the police. — 警察を呼んでください。
- Call an ambulance. — 救急車を呼んでください。
- I'm lost. — 道に迷いました。
- I lost my passport. — パスポートを失くしました。
- Is there a hospital nearby? — 近くに病院はありますか?
- I'm not feeling well. — 具合が悪いです。
- I need a doctor. — 医者が必要です。
- My wallet was stolen. — 財布が盗まれました。
- Where is the nearest police station? — 最寄りの警察署はどこですか?
緊急時のフレーズは、とっさに文法を組み立てる余裕がない場面で使うものなので、短く丸ごと覚えてしまうのが一番確実です。
I need help.とCall an ambulance.の2つだけでも、先に口から出せるようにしておくと、いざという時の安心感が違います。
まとめ
今回紹介した50のフレーズは、どれも難しい文法を必要としない、実践でそのまま使える表現です。
社会人の英語学習は、机の上での勉強だけでなく、こうした短いフレーズを実際の場面で使ってみることの積み重ねだと感じています。
TOEIC535点というレベルからでも、使える表現から一つずつ増やしていくことで、仕事や出張の場面で確実に自信がついていきます。
まずはこの中からいくつか選んで、実際の会話で使ってみてください。