YouTubeで見かけて気になっていた「ニック式英会話」。TOEIC600点・英検2級というレベルから実践的なアウトプット教材を探していた私は、実際に「スピーキングマップ」を購入してみました。
この記事では、教材の中身と、使ってみて感じたメリット・デメリットを正直にお伝えします。
ニック式英会話とは
ニック式英会話は、ニック・ウィリアムソンという外国出身の方が、自身が日本語を習得した経験をもとに始めた英語指導法です。
基本的な構文を土台にして、筋トレのように何度もアウトプットを繰り返す点が特徴で、日本語と英語の語順の違い(主語→動詞→…)を反射的に出せるようにすることを目的としています。
文型ごとに当てはまる名詞や動詞を入れ替えて練習することで、応用力を鍛えていく仕組みです。
実際に購入した「スピーキングマップ」の中身
ニック氏は東京の一箇所でしか講座を開いていないため、通学が難しい方向けに教材化されたのがこのスピーキングマップです。
書籍をもとにした教材で、実物はA4サイズの厚紙が数枚という、かなりコンパクトなつくりでした。
基礎的な構文がいくつか掲載されており、それぞれの構文に当てはまる単語がマップ状に整理されています。
YouTubeでニック氏本人が使い方を解説してくれているので、届いてすぐに迷わず使い始められたのは助かりました。
品詞や語順を間違えずに文章を組み立てる練習として、繰り返し声に出して使うことで、頭の中で「英語の型」を作っていく感覚があります。
ニック式英会話のメリット
リーズナブルに英語の瞬発力(英語脳)を鍛えられる
通学式の英会話スクールは数十万円という金額になることが多い中、このスピーキングマップは1万円もかかりません。
価格のハードルが低いぶん、気軽に試せるのは大きな利点です。
数少ないアウトプット教材として実践的
日常でよく使う構文を押さえた上で、当てはめる単語の例も豊富に載っているため、会話のバリエーションを増やす訓練になります。
市販の英語教材の中では、実践的なアウトプットに寄せた内容だと感じました。
ニック式英会話のデメリット
バリエーションの単語数が限られている
分厚いテキストではないため、掲載されている単語数はどうしても限られます。
網羅的な語彙を身につけたい方には物足りなさが残ると思います。
基礎的な構文のみで、複雑な表現には対応していない
英語脳を鍛えることに主眼を置いているため、複雑で長い台詞を組み立てる練習には向いていません。
裏を返せば、英会話をこれから始めたい初心者にこそ向いている教材だと言えます。
こんな人におすすめ
- 通学の時間や費用をかけずに、アウトプット練習を始めたい人
- 英語の語順を体に染み込ませたい英会話初心者
- 高額な教材を試す前に、まず安価な教材で感覚をつかみたい人
逆に、ビジネスシーンで使う複雑な表現や、幅広い語彙を身につけたい中上級者には、このスピーキングマップ単体では物足りないため、他の教材と組み合わせることをおすすめします。
まとめ
ニック式英会話のスピーキングマップは、1万円未満というリーズナブルな価格で、英語の語順を反射的に出せるようにする実践的な教材でした。
通学の時間が取れない社会人が、まず「話す」ことに慣れるための最初の一歩として、試す価値のある教材だと感じています。