「TOEICの勉強を始めたいけれど、まず何を買えばいいのか分からない。」
そんな方に、私が最初におすすめしたいのが、公式問題集です。
私は、公式問題集が出るたびに、毎回購入しています。
大学時代のTOEICは300点台、現在は600点。決して英語が得意なタイプではありませんが、受験のたびに公式問題集を手に取り、試験の「型」に慣れる勉強を続けてきました。
この記事では、公式問題集を使って感じた良かった点、気をつけたい点、使い方のコツを、実体験をもとにまとめます。
結論|公式問題集は、TOEIC対策で「まず必須」の1冊
結論から言うと、公式問題集は、TOEIC対策において、まず必須の1冊です。
理由は、シンプルです。
- 試験形式そのままなので、本番に近い練習ができる
- 先読みなどのテクニック的な練習ができる
- 自分の解答時間を把握できる
- リスニングとリーディングを含めた、試験全体の練習になる
一方で、試験時間と同じだけの時間を確保しなければならないなど、事前に知っておきたい注意点もあります。後ほど詳しく書きます。
私の使い方|毎回購入して、2周する
- 購入のタイミング:新しい公式問題集が出るたびに、毎回購入
- 当時のスコア:購入した時期によって異なる
- 周回数:2周
毎回購入しているのは、試験の形式や傾向に、できるだけ近い問題で練習したいからです。
そして、買った公式問題集は、2周するようにしています。
公式問題集の良かった点
良かった点1 試験形式そのままで、先読みなどのテクニックも練習できる
公式問題集の最大の魅力は、試験形式がそのままであることです。
TOEICには、本番ならではの「解き方」があります。たとえば、問題文を先に読んでおく先読みのようなテクニックです。
こうしたテクニック的な練習は、試験形式そのままの問題でなければ、なかなか身につきません。
良かった点2 自分の解答時間を把握できる
TOEICは、時間との戦いでもあります。
公式問題集を時間を計って解くことで、自分がどのパートにどれくらい時間をかけているかが分かります。
これは、本番での時間配分を考えるうえで、とても重要な情報です。
良かった点3 試験全体の練習になる
公式問題集は、リスニングからリーディングまで、試験全体を通して練習できます。
パートごとの対策本では得られない、「最初から最後まで集中力を保つ」感覚も、通しで解くことで体験できます。
良かった点4 本当にTOEIC試験に特化している
公式問題集は、本当にTOEIC試験に特化した教材です。
文法書のように、英語の知識を広く学ぶための本ではありません。「TOEICで点を取るための練習」に絞られているのが、最大の特徴です。
良かった点5 アプリと連携していて、リスニングも音声ディスク不要
アプリと連携しているため、リスニングも外出先で練習でき、音声ディスクは不要です。
忙しい社会人にとって、音声を手軽に再生できるのは、大きなメリットです。
気をつけたい点と、その対処法
合わなかった点というより、購入前に知っておきたい点です。
注意点1 試験時間と同等の時間を確保しなければならない
試験形式そのままだからこそ、本番と同じだけの時間を確保して解く必要があります。
通勤電車のスキマ時間で、少しずつ解く教材とは性質が違います。
忙しい社会人にとって、まとまった時間を作るのは、大きなハードルです。
あらかじめ「この日に解く」とスケジュールに入れておくと、取り組みやすくなります。
注意点2 マークシートが2枚しかない → 事前にコピーしておく
付属のマークシートは、2枚しかありません。
そのままでは、2回解いたらマークシートがなくなってしまいます。
対処法は簡単です。使う前に、マークシートを事前にコピーしておくのです。
コピーしておけば、何回でも解くことができます。私が2周できたのも、この方法のおかげです。
※コピーは、ご自身の学習用の範囲で行ってください。
『公式問題集』が向いている人・向かない人
向いている人
- これからTOEICを受ける人、本番の形式に慣れたい人
- 先読みや時間配分など、試験のテクニックを練習したい人
- リスニングも含めて、試験全体を通して練習したい人
向かない人
- 文法や単語の基礎を、一から解説してほしい人(その場合は、文法書や単語帳が先です)
- まとまった時間が全く取れず、スキマ時間だけで勉強したい人
文法書(真英文法大全など)との使い分け
公式問題集と文法書は、役割がまったく違います。
- 公式問題集:TOEIC試験に特化した、本番形式の練習用。先読み、時間配分、試験全体の流れをつかむ
- 真英文法大全などの文法書:英語の知識そのものを理解し、確認するためのもの
私は、「知識を入れる」のは文法書や単語帳、「試験形式で試す」のは公式問題集と、使い分けています。
文法問題の解き方を、スキマ時間で鍛えたい場合は、『文法特急』のレビューもあわせてご覧ください。
まとめ|公式問題集は、時間を確保してでも使う価値がある
公式問題集を、毎回購入して2周している私の感想をまとめます。
- 試験形式そのままで、先読みなどのテクニックも練習できる
- 自分の解答時間を把握でき、試験全体の練習になる
- アプリと連携していて、リスニングも外出先で練習できる(音声ディスク不要)
- 試験時間と同じ時間の確保が必要。マークシートは事前にコピーしておくと繰り返し解ける
TOEIC対策では、まず手に取るべき1冊です。
まとまった時間は必要ですが、その時間をかけるだけの価値はあると、私は感じています。
ほかにも使った教材は、順番にレビューしていきます。教材選びの参考にしてください。